REGULATION

法律による規制

2006年3月に制定、同年8月より施行された法律では

「威力の判定には発射時のエネルギーを表す単位として
J＝ジュール/cm²を採用する。ひとに向って撃てば
出血するほどの威力、１m離れた場所で３.５ジュール/cm²以上を
準空気銃と定めて所持を禁じる。
皮膚を貫通する恐れのある空気銃は２０ジュール以上とする」
と、あります。

これをエアソフトガンの６ｍｍBB弾に当てはめると
円の面積は半径ｘ半径ｘ円周率3.14ですから
６mmBB弾の断面積は0.3ｘ0.3ｘ3.14＝0.28
（小数点２位以下切り捨て）
これに3.5Jをかけると0.28ｘ3.5＝0.98Jとなります。
この0.98Jという数値がエアソフトガンに適用される数値です。
以前から業界で自主規制として提唱されていた
１J規制が考慮された？形で
0.2ｇBB弾で初速100ｍ＝1J、
1m離れた距離なので計測誤差を考慮して0.98Jということです。

ただ、現実問題として1m離れたところに置いた弾速器に
発射して計測するのは無理があるので
実際には銃口を弾速器にくっつけるようにして計測し
ここで出た数値を適用します。

ちなみにジュールの計算方法は
初速（ｍ/ｓ）ｘ初速（ｍ/ｓ）ｘ重量（ｇ）÷2000で求められます。

参考までに、例をあげます。
0.2ｇ　BB弾の場合
初速95ｍ/ｓ　⇒　0.90J
初速98ｍ/ｓ　⇒　0.96J

※気温や気圧、測定機器の違いで数値が多少前後することを
想定して余裕を持たせることをお薦めします。
もし、規制値オーバーの銃が出るとみんなに迷惑がかかり
厳しいところでは通報されます。

数値ギリギリに追い込むチューニングはやめましょう。
もしくは減速アダプターを常備するのも手です。



チームKOCのレギュレーション
2012.08.01 改訂

当チームでは法律を踏まえ、いかなる状況下でも
規制値を超えないよう、

0.2ｇBB弾で初速95ｍ/ｓまでとしております
毎回のゲーム時には弾速チェックをおこないます。

銃はガス、電動、エアーコッキングを含みますが
外部ソースで動作するものは使用禁止としています。

所持弾数は基本的に制限なしです。他チームとの
交流戦の際は話し合いで決めます。


当チームでの使用BB弾は
バイオ弾のみとしております。


年齢制限について

私たちの行うゲームに参加できるのは法律遵守と
使用者責任の観点から２０歳以上の成人としております。
これは、想定内外のトラブル未然防止と責任および判断能力の
可否も踏まえ、日本国の法律を遵守するものです。


ゲームルール

ルールは単純です。被弾、つまりヒットされたら
退場することです。

自分の体や銃、装備に被弾したときはヒットとなります。
これには跳弾による被弾も含めています。
被弾したら大声で　ヒット！ と言いゲームエリアから退場します。
フェイスマスクなどで声が届かないこともあるので、
銃を掲げたり、手を高く挙げて身振りでもアピールすることを
推奨します。

※ヒットされて退場する時はゲームエリアを出るまで
銃や手を掲げましょう

この意思表示が不明瞭だと、生きていると思われ、
さらに撃ち込まれるオーバーキル状態を招き、
結果として双方の感情に悪影響を及ぼします。
また、ゲームを続行している他の敵味方への
気配りという意味もあります。


ゾンビ行為の禁止

弾が当たったら退場。これが基本です。
しらばっくれるゾンビ行為はご法度です。
もし、ゲーム中にそのような行為に出くわしたときは
ちょっと撃ち込んでみてそれでもダメだったら
その場でのケンカ腰の議論はせずゲーム終了後に
チームリーダーに報告します。

実弾の飛び交う戦場なら被弾しても
足や腕が吹き飛ばされても国のため
仲間のために頑張ってほしいところですが
わたしたちがするのはゲーム。
ルールの上に成り立つ遊びです。


状況によっては、あれ？当たったかな？ということもあります。
微妙な状況では自分では当たっていないと思っても
相手は「あれ、当たったと思うけどな？」ということがあります。
そんなときは、ヒットコールをして退場してしまいましょう。
気にすることはありません。
次のゲームもあるのですから。




ゲームバリエーション

「フラッグ戦」
通常は相手陣地の旗を取るフラッグ戦です。

初めにくじを引きます。赤と黄色が混ざっていて
どちらを引くか緊張の瞬間です、、、。
引いた色のマーカーを受取り、両腕に付けます。


フラッグポイントには、無線と痴漢ブザーがつるしてあり
各陣営のフラッグ周りに集まってから
無線でスタート合図をして状況開始！です。
ゲーム時間は最初にヒットされた人がセフティゾーンの
タイマーを押してから15分です。
もしくは相手方フラッグの痴漢ブザーを
引っ張ることで状況終了！となります。
フィールドにピヨピヨと鳴り響くブザーは風情があります。


「キツネ狩り」

２，３人のゲリラを特殊部隊が掃討するという設定で
ゲリラ役は先にフィールドへ潜伏しその後特殊部隊役が入ります。
ゲリラは弾数無制限、特殊部隊側は弾数制限するなど考慮します。
時間内に全滅させれば特殊部隊の勝ち、ゲリラが一人でも生き残れば
ゲリラの勝ちとなります。
キツネ役にとってはアンブッシュの良い練習でもあります。


「ブラックボックス回収作戦」

フィールドに潜伏したゲリラがもつブラックボックスを
特殊部隊が回収するという設定です。


「メディック戦」

パラメディック戦というのが正しいのかもしれませんが
メディック＝衛生兵を敵味方各１人づつ配置して
ヒットされた人はメディーック　!と叫んで衛生兵に
タッチしてもらうことで復活するというものです。
もちろん、メディックが先に戦死することもあります。
これはじゃんけんの勝ち負けも含めた
派生形がいくつかあります。


他、即興で設定を決めてゲームを
することもあります。